ハンドドリップで淹れる珈琲のアロマとピアノ・コントラバス・ヴォーカルのシンプルなジャズの生演奏。ゆっくり寛ぎたい日曜の午後にぴったりなイベントをご紹介します。
珈琲とジャズが濃密に絡み合う函館の街
珈琲とジャズをテーマにジャズライブを行うことが増えているヴォーカルの須賀さんにお話しをうかがいました。
須賀さんのライブでは珈琲とジャズをテーマにすることが増えていますね。
そうですね。
函館は横浜・神戸・長崎と舶来文化の拠点として発展してきた中に「珈琲」も勿論含まれ地域に根付いていました。
そして人口規模の都市では他に類を見ないほどに、珈琲が美味しくこだわりのお店が非常に多い街だと思います。
また、素晴らしいジャズマンの輩出数も多く、現在も人口規模に比例することなくジャズ演奏者が多いです。
しかも、その二つは密接に関係していて『Bop』『喫茶想苑』『J.B House』『jazz spot Leaf』をはじめとしたジャズ喫茶、ジャズ喫茶『Top of Gate』を前進とする『あうん堂ホール』も健在で函館の音楽シーンを牽引し続けていることもあり、ジャズライブと珈琲が濃密に関わり合っている地域でもあります。
そんな函館の魅力の一面を地元民の皆さんに再確認していただきたいなという想いを常々抱いていましたので珈琲とジャズをテーマにしたライブが少しずつ増えてきました。
確かに函館には北海道初の珈琲店がありますし、函館よりも大きな都市でもジャズ喫茶やジャズのお店が一軒もないこともあると聞いたことがあります。
今回のライブはどんなライブになりますか?
今回の珈琲はライブ会場のバンドワゴンさんに「Cafe茶結」さんをご紹介していただき、コーヒードリップをお願いしました。
実は私も無類の珈琲好きで焙煎もドリップもするので、近い将来自分の焙煎した珈琲豆を使い、自分でハンドドリップした珈琲を飲んでいただきながら、お客様にジャズの生演奏/生唄の倍音を全身で感じて頂きながら寛いでもらうという企画もやってみたいです。
あっ、でも唄いながらコーヒーも淹れるのはちょっと無理かな?(笑)。
ところで、タイトルにValentineと入っていたのはなぜでしょうか?
これは私個人の好みなんですが「珈琲と餡子の相性の良さ」も感じて頂きたいなと思っていて、希望者の方に何か餡子ものの和菓子を私からのバレンタイン兼ホワイトデーのプレゼントにしたいなと考えてタイトルに込めさせて頂きました。
何が出るかは、当日のお楽しみに♪
須賀さん、お忙しい所ありがとうございました。
雪もとけてお出かけしやすくなりました!日曜の午後寛ぎのジャズ時間をどうぞお楽しみください!
『Jazz de Coffee & Valentine』 日時・会場・料金など
メンバー
- 須賀一裕(ヴォーカル)
- 田柳恵美子(ピアノ)
- 武田テルノブ(ベース)
コーヒードリップ:コーヒースタンド茶結(▼函館市本町29-23・オールドスタイルホテル1F)
日時:2023年3月5日(日) 開場14:00/開演15:00
会場:函館 Band Wagon(▼函館市弁天町15-4)
料金:¥2,500(1coffee付)
■ 予約・問合せ
tel:080-9610-1217(須賀)/0138-83-2268(会場)